日本の北朝鮮ミサイル探知能力、どの程度なのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.04 10:18
韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が11月末に終了すれば、北朝鮮の弾道ミサイル探知能力にどんな問題が生じるのだろうか。これを知るためには日本がどのような情報資産をどれほど確保しているのかを確かめる必要がある。軍事・情報専門家を相手に取材した結果に基づき、日本の北朝鮮ミサイル探知能力が果たしてどの程度かを見てみよう。米国と韓国が保有する情報資産も同時に確認する。
◆日本、情報収集衛星7機を運用
情報資産は空の人工衛星、陸上の弾道ミサイル探知レーダー、そして海上のイージス戦闘システムなど多様だ。日本は現在7機の「情報収集衛星」を保有、運用している。日本の内閣官房組織令は情報収集衛星を「国の安全の確保、大規模災害への対応 その他の内閣の重要政策に関する画像情報の収集を目的とする人工衛星」としている。しかし実際には北朝鮮のミサイル発射など韓半島(朝鮮半島)の軍事情報収集が核心的目的である偵察衛星だ。