韓国の成長率5年間で7位から18位に…失業率36位から28位に逆走(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.10 09:39
韓国の経済成長率、失業率、国内総生産(GDP)比の経常収支比率のような主要経済指標の経済協力開発機構(OECD)での順位がこの5年間で悪化したことがわかった。物価、GDP比の財政収支比率などを含む5つの経済指標をOECD加盟36カ国と比較した結果だ。これらは国の経済状況を判断できる核心指標で、企画財政部がOECDの「韓国経済見通し」などを説明する際に掲げる指標だ。
OECDと企画財政部などによると、昨年の韓国の経済成長率は2.67%で、OECDで18位を記録した。2017年と比較すると4段階、5年前の2013年の7位に比べると11段階の下落だ。韓国の順位は2010年に2位を記録してから下落が続く傾向だ。造船や自動車など主要産業の競争力が落ちている中で投資が萎縮し内需まで冷え込んでいることが総合的に影響を及ぼしたと分析される。