韓経:【社説】雇用創出力日本の8分の1…労働改革さらに遅らせてはならない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.18 09:59
韓国経済の雇用創出力がますます下がっているという事実が改めて確認された。韓国銀行と統計庁の資料によると前年同期比の就業者増加率を実質国内総生産(GDP)増加率で割った4-6月期の雇用弾性値は0.132となった。2010年1-3月期以降8年3カ月来の最低値だ。経済が成長しても雇用創出力がそれだけ落ちたことを示している。
一部では「雇用なき成長」は世界的な現象だと主張するがそうではない。米国や日本などでは韓国とはまったく異なる状況が展開されている。雇用指標の好調が明確な米国経済の1-3月期の雇用弾性値は同じ期間の韓国の1.95倍だった。人手不足の日本はさらに驚くほどだ。1-3月期の雇用弾性値が2.178で韓国の8.6倍だった。GDPが1.02%増加する間に雇用は2.23%増えた。米国だけでなく産業構造が似た日本と違い韓国経済が成長しても雇用効果が落ちているということは労働市場がそれだけ硬直的ということ以外に他の理由は求めがたい。