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ワームビア氏家族、北朝鮮政府に損害賠償金10億ドル請求

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.18 10:58
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北朝鮮での抑留から解放され1週間後に死亡した米国の大学生オットー・ワームビア氏の家族が北朝鮮政府を相手取り10億ドル(約1131億円)に達する賠償金を請求した。北朝鮮を相手に起こした損害賠償民事訴訟でだ。

米政府系ラジオのボイス・オブ・アメリカ(VOA)が18日に伝えたところによると、ワームビア氏家族側弁護人は10月、裁判所に損害賠償金額を明示した書類を提出した。懲罰的損害賠償額、ワームビア氏の精神的苦痛補償金、経済的損失、両親に支払う慰謝料などを合わせ合計10億9604万ドルだ。

 
最も多くの部分を占めた項目は懲罰的損害賠償額だ。ワームビア氏の両親は北朝鮮が懲罰的損害賠償額を総額7億ドル支払わなければならないと主張した。父親のフレッド・ワームビア氏と母親のシンディ・ワームビア氏にそれぞれ3億5000万ドルずつだ。

ワームビア氏の家族は賠償金額算定の根拠として既存の判例を参考にした。これに先立ち米国の裁判所は2001年に北朝鮮の監獄での拷問の後遺症で死亡したとされるキム・ドンシク牧師の遺族に北朝鮮が懲罰的賠償金として3億ドルを支払うよう判決を下した。

ワームビア氏家族側弁護人はVOAとのインタビューで「キム牧師の遺族に賠償すべき3億ドルは北朝鮮を抑制するのに十分でなかった」と話した。「(3億ドルより)もっと多い金額を策定し北朝鮮が反人権的な行動を継続した際には大きな処罰を受けるというメッセージを送らなければならない」という主張だ。

このほかワームビア氏の精神的苦痛による補償金1000万ドル、両親に支払う慰謝料3000万ドルなども策定した。ワームビア氏の資産に対する経済的損失額は603万8308ドルと算定した。

だが北朝鮮が総額10億ドルを超える賠償金を実際に支払う可能性は現在非常に低い。米国の裁判所でワームビア氏の家族が勝訴しても北朝鮮政府が裁判結果を忠実に履行しないことは確実な状況だ。

14日に開かれた事前審理に北朝鮮側はだれも参加しなかった。ワームビア氏の家族は裁判所に欠席裁判を進めてほしいと要請し裁判所はこれを受け入れた。

本裁判は19日にワシントンDCの連邦裁判所で開かれる。北朝鮮がまた出席しなければ追加審理なしで裁判所がワームビア氏側の主張を検討して判決を下すものとみられる。

ワームビア氏は2016年1月に観光目的で北朝鮮を訪問し宣伝物を盗もうとした容疑で逮捕された。17カ月間抑留され2017年6月に昏睡状態で解放され米国に送還されたがすぐに死亡した。

ワームビア氏の父親は15日に日本政府主管で開かれた北朝鮮人権侵害問題啓蒙週間記念国際シンポジウムに参加し、「オットーは野蛮な状況の中で放置された。金氏一家が人間に対しどれだけ残忍なことをしたのか認識を高めることが重要だ」と話した。

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