「大韓航空機爆破事件、真実は大韓航空・全斗煥政権が知っている」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.09 10:25
大韓航空(KAL)858機爆破事件の遺族が事件の真実を明らかにすべきだと要求した。
KAL858機家族会とKAL858機真相究明対策本部は8日午前、ソウル中区の大韓航空西小門洞(ソソムンドン)店の前で記者会見を開き、「1987年の大韓航空機爆破事件の真実を明らかにし、遺族に謝罪すべきだ」と主張した。
KAL858機事件とは、1987年11月29日にイラク・バグダッドからソウルに向かう大韓航空858機が空中で爆発した事件。この事件で乗客・乗務員の計115人が死亡したが、飛行機墜落地点が確認されないなどまだ疑問が残っている。当時、北朝鮮の指令を受けて爆破させたと知られる金賢姫(キム・ヒョンヒ)は韓国に強制連行されて死刑を言い渡されたが、1990年に特別赦免で釈放された。