韓経:韓国造船業界、また受注不振…現代重は目標の15%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.07 14:41
昨年から回復傾向を見せていた韓国造船業界にまた「赤信号」がついた。米中貿易戦争の余波で船舶の発注が減る中、今年に入って中国に船舶受注トップを明け渡すなど受注不振が続いているからだ。こうした中、現代重工業の大宇造船海洋買収に反対する両社の労働組合は違法なストライキと現場調査拒否闘争をしている。ストライキ長期化による生産への支障も懸念される。造船業界の関係者は「相次ぐ対内外悪材料で造船産業がふらついている」とし「現代重工業の大宇造船買収など造船業再編作業を一日も早く終えるべきだ」と指摘した。
◆LNG船の発注減少が「直撃弾」
造船・海運市況分析機関クラークソンリサーチによると、今年1-4月のグローバル船舶発注量は769万CGT(標準貨物船換算トン数)だった。前年同期(1217万CGT)比で36.8%減少した。4月はさらに少ない。4月の発注量は121万CGTと、3月(288万CGT)に比べ半分以下に減少した。