「死の粒子状物質」襲撃も…中国に一言も言えない韓国青瓦台
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.16 14:31
韓国の青瓦台(チョンワデ、大統領府)が「中国発」粒子状物質をめぐりジレンマに陥った。北朝鮮核問題の解決のために中国の協力が必要な状況で対中関係の悪材料となる粒子状物質イシューを正面から提起するのが負担となるが、粒子状物質に苦しむ国内の民心に背を向けることもできない。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は粒子状物質濃度が最悪となった15日午前、青瓦台参謀陣とのティータイムで粒子状物質対策について多くの発言をしたという。しかし青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は「発言内容について紹介するほどのものはない」と述べた。
青瓦台関係者は16日、「粒子状物質対策のためには国内的な要因とともに国際・外交的事案を共に考慮しなければならず、当面の対策を出すには限界がある」とし「茶談会でも中国に関する参謀の発言があったが、今すぐ何をどうするのかというところまでは進まなかった」と伝えた。