ハワイ老人ホームでさびしい最後を迎えた朝鮮時代最後の皇太孫妃(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.06 13:10
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1963年、英親王夫婦の要請で夫の李玖氏(左)とともに韓国に来たジュリア夫人。彼らはこの時から昌徳宮楽善斎で暮らした。(写真=中央フォト)
朝鮮王家最後の皇太孫妃の死はさびしかった。他界の便りさえ10日が過ぎた5日に、遅まき知らされた。大韓帝国最後の皇太子・李垠(イ・ウン)の一人息子である故李玖氏のジュリア・リー夫人(本名、ジュリア・マロック)が先月26日、米ハワイのハレナニ老人ホームで老患で死亡した。94歳。
ジュリア夫人の訃報を伝えた誠心女子大音楽科のイ・ナムジュ元教授は「携帯電話も使えないほど、体が不自由で横になっていたが、さびしく目を閉じた」と伝えた。イ教授は李玖氏が三従叔父であるの姪だ。