韓国観光公社が、欧州市場拡大のために英国観光市場の調査を実施した結果、若年層を攻略することが効果的であることが分かった。

公社は８日、英国現地旅行業者および消費者、駐韓英国人のインタビューなど、幅広い方式を通じて行った英国人の韓国観光認知度調査の結果を発表した。この結果によると、韓国は日本や中国など周辺国に比べて長距離旅行目的先としてイメージが弱いものの、若者層を中心に肯定的なイメージがあり潜在力が高いことが分かった。

特に、若者層では先端技術やＫ－ＰＯＰなど肯定的なイメージが強く形成されていた。訪韓意欲も５９％で、５３％の高齢者層に比べて比較的高く、若者層を中心にした訪韓観光広報がより効果的であることが予想される。

ただし、現地消費者を対象とした調査の結果、韓国は観光目的先としての認知度は低かった。訪問比率が日本の約３分の１にとどまり、韓国は日本に比べて観光資源に対する認知度や魅力度が弱いにもかかわらず、費用の面では日本とほぼ同じくらいかかると認識されていることが分かった。

韓国観光公社は今回の調査結果に基づき、「２０１７～２０１８韓英相互交流の年」を迎えて各種キャンペーンを展開し、訪韓観光広報に力を入れる予定だ。