米高校生喫煙80%増やした「USBタバコ」、6月に韓国上陸
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.10 16:25
米国電子タバコ市場1位を疾走中である「ジュール(JUUL)」の韓国進出を控え、保健当局に緊張が走っている。
韓国企画財政部や食品医薬品安全処などの9日付の発表によるとジュールラボ・コリアの液状型電子タバコ「ジュール」が国内の許可手続き中で早ければ6月に販売される見通しだ。ジュールは2015年に米国で発売され、2年で市場占有率70%を突破した。USB形の機器に「ポッド(POD)」という液状カートリッジを入れて吸う方式だ。液状ニコチンを加熱し、煙に変えて吸入する。マンゴー・ミックスフルーツ・ミント・キュウリなど多様な香りが添加されている。
ジュールは米国で青少年の喫煙率急騰の主犯として知られている。新薬処消費者危害予防政策課のキム・ソンゴン課長は「既存の喫煙者が一般タバコとジュールを重複して使用することで喫煙量が増える危険が高い。米国のように青少年・非喫煙者がタバコを簡単に接するルートになりかねず心配だ」と話した。