変曲点見えない韓日、国連総会での首脳会談は不透明に?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.03 07:01
世界の首脳が総集結する国連総会開幕日(9月17日)が2週間後に迫る中で、韓日間にはトップ級会談の実現が難しい雰囲気が感知されている。両国は先月、それぞれホワイト国(安保友好国)排除と韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了などで「カウンターパンチ」を打ち合った状態だ。
韓日首脳会談の機会とみられていた国連総会をめぐり、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と外交部はともに文在寅(ムン・ジェイン)大統領の出席に関して「確定したものはない」という立場だ。先月14日(現地時間)、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が入手して報じた国連広報局の第74回国連総会一般討論(general debate)の暫定名簿には文大統領が24日、安倍晋三首相は26日にそれぞれ演説の予定が入っているが、外交界では文字通り「暫定名簿」と見る向きが強い。
昨年の国連総会(9月23~27日)は9・19平壌(ピョンヤン)南北首脳会談直後に開かれた。文大統領は安倍首相と別途首脳会談を開催して首脳会談の結果を共有した。この時は強制徴用賠償判決(10月30日)の前でもあった。もちろん、首脳の日程は直前に公開され、昨年も総会4日前に日程を発表したことから、今回もその可能性を排除することはできない。