ハリス駐韓米国大使「米の二同盟である韓日の対立を見守るのは苦痛」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.02 10:17
韓国大法院の強制徴用判決から始まった韓日間の葛藤が破局に突き進もうとしている。日本政府が韓国をホワイトリスト(輸出審査優遇国)から除外する場合、状況は1965年韓日国交正常化以降、最悪になる。韓国政府がこの問題の解決のために米国政府に積極的な仲裁を要請したが、その後きしむ韓日米3国関係がむしろ浮き彫りになっている。ハリー・ハリス駐韓米国大使は昨年5月まで米太平洋軍司令官として、北東アジア地域の安保を掌握していた。韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)イシューも彼の仕事だった。着任から1年を迎えたハリス大使と、先月31日、ソウル貞洞(チョンドン)の官邸ハビブハウスで会った。
--米国が韓日に「休戦協定(Standstill Agreement)」を提案したという報道があった。
「用語も見慣れないもので、よく分からない。ただし、米国は米韓日3者関係の強化に専念するという点を申し上げたい。特に今年、米国は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)が約束を守るように圧迫し、国連制裁やその他の全てのことを遵守するようにしなければならない。アジアで韓日が共に積極的に関与せずして解決可能な経済的または安保的問題はない。韓日が対立すれば、北朝鮮非核化問題や中国による挑戦、その他の重要なイシューに対応するのが難しくなる。米国は韓日が問題を解決することを希望し、そうなるように両国を強力に促していくだろう」