韓経:【コラム】出ていくのか、残るのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.16 11:03
「今日の経済成長を実現できたのは企業の愛国心のおかげだ。韓国の企業を誇りに思う」。2004年に南米を訪問した盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領がブラジルの同胞との懇談会で述べた言葉だ。盧武鉉政権2期目を標ぼうした文在寅(ムン・ジェイン)政権は盧元大統領のこの発言をどう受け止めているのか気になる。
韓国の企業家精神を研究する人たちは「『経済的民族主義』など西欧学者の主張を用いなくても『愛国心』を除いて先進国追撃過程を説明するのは難しい」と話す。現在のグローバル大企業を生み出した創業第1世代が前面に出した「事業報国」がその証拠ということだ。経済理論だけでは理解できない「精神的動機」があったという解釈だ。