ネイチャー紙「韓国KAIST総長職務停止反対署名運動は科学界のろうそくデモ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.17 08:25
「今回の事態はKAIST(韓国科学技術院)理事会が政府の要求を拒否する力がないことを示したものだ」。
KAIST理事会が申成チョル(シン・ソンチョル)の職務停止要請件に対して留保決定を下した翌日の15日(日本時間)、国際学術誌「ネイチャー(Nature)」がこの出来事を伝えながら引用した表現だ。韓国の主要大学は独立的ではなく、政府の干渉に振り回されることに対する迂迴的な批判だ。ネイチャーは13日にも「申成チョル総長を研究費流用で告発したことに対して韓国科学者が抗議している」という題名の記事を報道した。ネイチャーが韓国科学技術界の便りを相次いで伝えるのは2005年黄禹錫(ファン・ウソク)事態以降初めてだ。