韓経:韓国、インドネシアなどとFTA推進…日本との差を縮小へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.16 09:34
韓国政府が新南方政策を加速化するためASEAN(東南アジア諸国連合)主要国のインドネシア、マレーシアとそれぞれ2国間自由貿易協定(FTA)の締結を推進する。ASEAN10カ国のうち7カ国とFTAを締結した日本との競争力格差を狭めるための措置だ。
金鉉宗(キム・ヒョンジョン)産業通商資源部通商交渉本部長は15日、シンガポール現地で記者会見し、「韓・ASEAN首脳会議、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会議などをきっかけにインドネシア貿易相、マレーシア通商産業相、インド商工相と会談し、実質的な協力案について議論した」と明らかにした。
ASEANのうち領土が最も大きいインドネシアでは自動車100台のうち99台が日本車といわれるほど日本が市場を確保した状態だ。金本部長は「東南アジア市場で日本企業の支配力は非常に大きい」とし「ポスコ、ロッテケミカルなど韓国企業が進出しているが、まだ少ない状況」と診断した。