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スポーツも揺るがした大地震

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2011.03.14 14:31
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日本プロスポーツがストップした。日本プロ野球のオープン戦はすべてキャンセルとなり、開催中だったゴルフ大会も中止となった。週末の12、13日に行われる予定だったプロサッカーJリーグ試合の競技場は閉鎖されている。

‘フィギュア女王’キム・ヨナ(21)の復帰戦も不透明だ。国際スケート競技連盟(ISU)のチンクアンタ会長は12日(日本時間)、ドイツで緊急記者会見を行い、「安全が保障されない以上、東京フィギュア世界選手権大会(21-27日)開催は確定できない」と明らかにした。

この大会はキム・ヨナが昨年3月のトリノ大会以来1年ぶりに出場するという点で大きな関心を集めている。しかし地震に続いて原発爆発事故まで重なり、中止になる可能性は排除できない。

 
サッカー日本代表のザッケローニ監督は12日午後7時、東京成田空港から飛行機に乗って大阪・アラブ首長国連邦(UAE)ドバイを経由し、故郷のイタリアに帰った。ザッケローニ監督は日本サッカー協会を通して「イタリアにいる私たちコーチングスタッフの家族が心配している。家族に元気な顔を見せて安心させる目的」と明らかにした。ザッケローニ監督は「日は確定していないがすぐに戻る」という言葉を残した。

日本は25日にモンテネグロ、29日にニュージーランドと評価試合を控えている。開催可否に対する憂慮が深まる中、田嶋幸三日本サッカー協会副会長は「世界に日本が無事であることを見せなければいけない」と開催強行意志を表した。13日のスポーツ報知の報道によると、日本サッカー協会はモンテネグロとニュージーランド側に開催に問題はないと伝えたという。

しかし12、13日に予定された日本プロサッカー試合は中止となった。15、16日に行われるアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグも延期が確定した。

日本プロ野球の東北楽天ゴースデンイーグルスは05年の設立後初めてのホーム開幕戦がなくなる危機に直面している。楽天のホーム球場のクリネックススタジアムは今回の大地震の震央地に近い宮城県仙台にある。現地メディアの報道によると、グラウンドとクラブハウスをつなぐ廊下に亀裂が生じ、ガスの供給が止まった状態だ。グラウンドもあちこちが破損している。球団関係者は「早い時期に開幕戦を開催するかどうかを決める」と明らかにした。

しかし仙台空港が閉鎖され、新幹線と高速道路も遮断された状態であり、開幕戦が行われる25日までの復旧は現実的に難しい。サンケイスポーツは「球場周辺の閉店中の薬局やコンビニの前に市民が長蛇の列をつくっている」と伝えた。

仙台で高校時代を過ごした日本ハムのエース、ダルビッシュ有はツイッターで「こうした時であるほど助け合って団結しよう」というコメントを載せ、早期復旧を祈った。

11日に日本女子ゴルフPRGRレディスカップで第1ラウンドを行ったイ・ボミ(23、ハイマート)は「大会中は地震を感じなかった。初日の競技を終えた後に大会中止の通知を受け、12日夜遅く帰国した」と話した。

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