「経済報復」の歴代解決法は「応戦」「妥協」「体質改善」…韓国は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.04 11:34
(3)体質改善型…「中長期課題に導くべき」
特定国家に対する経済依存度を低め、経済被害を最小化する戦略だ。2010年に尖閣諸島をめぐる日中間の葛藤で中国が日本へのレアアース輸出を中断すると、日本がレアアース輸入先を多角化したのが代表的な例だ。当時、日本は事前に備蓄していたレアアースを利用する一方、オーストラリアなどの国に供給源を変えた。中国の民間から出る密輸レアアースを購入したりもした。結果的に日本の被害は少なく、むしろ97%に達していた中国の世界レアアース生産比率はが昨年70%に低下し、独占的地位に打撃を受けた。