韓国の文喜相（ムン・ヒサン）国会議長が強制徴用賠償判決に伴う日本の報復性措置に関連し、国会次元での韓日関係改善案づくりに動いた。

３日、政界関係者によると、文喜相議長はこの日、徐清源（ソ・チョンウォン）議員（無所属）と会い、近い内に日本を訪問してほしいと要請した。

韓日議会外交フォーラムで名誉会長は文議長で、現在会長は国会最多当選（８選）の徐清源（ソ・チョンウォン）議員が務めている。フォーラムには申ガク秀（シン・ガクス）、羅鍾一（ラ・ジョンイル）、崔相龍（チェ・サンヨン）各元駐日大使のほか、南基正（ナム・キジョン）ソウル大学教授、李元徳（イ・ウォンドク）国民大教授ら専門家諮問委員団も含まれている。

韓日間の歴史葛藤が経済紛争にまで広がったことを受け、、国会が超党派的に議会外交団を設けて、硬直した韓日関係の出口を模索しようとする趣旨とみられる。

政界関係者は「韓日関係が外交的に良くない状況で、議会外交フォーラムがその役割を果たさなければならないという次元で訪日を計画中」としながら「訪日時期は具体的にまだ決まっていないが、日本参議院選挙（７月２１日）後が有力」と韓国メディア「聯合ニュース」を通じて伝えた。徐氏は今月中に日本を訪問したほうがよいと話したという。