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韓国裁判所「請求権消滅主張、受け入れられない」…勤労挺身隊被害者が相次いで「勝訴」

ⓒ 中央日報日本語版2018.12.14 16:20
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光州(クァンジュ)地裁が14日午後、日帝強占期の勤労挺身隊被害女性キム・ヨンオクさん(84)と故チェ・ジョンレさん(死亡当時15歳)の遺族イ・ギョンジャさん(74)が三菱重工業に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、同社の控訴を棄却し、賠償を命じる判決を言い渡した。

光州地裁は「この事件の裁判の管轄は我々の裁判所にある。1965年の韓日請求権協定に関連し、被害を受けた個人の意思を聞かず、その権利が当然消滅したというのは認められない」とし「被告(三菱重工業)の請求権消滅時効主張は受け入れることができない」と明らかにした。

一審では昨年9月、キムさんとイさんにそれぞれ慰謝料1億2000万ウォン(約1200万円)と326万ウォン(相続分基準)の支払いを命じる原告一部勝訴判決が出て、三菱重工業が控訴した。

 
キムさんは麗水(ヨス)の小学校を卒業した直後の1944年5月ごろ、三菱に動員された。当時「お金を稼いで勉強もできる」という言葉を聞いて日本行きを決心した。しかし実際は軍需工場の三菱名古屋航空機製作所への強制動員だった。イさんは、同じ時期に羅州(ナジュ)から動員され、同年12月に日本で地震に命を落としたチェさんの遺族。

これを受け、日帝強占期に朝鮮女性勤労挺身隊として動員された被害者と遺族の訴訟は、1次、2次に続いてこの日の3次訴訟でも三菱の賠償責任が認められた。

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