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「天才小説家」故・堺屋太一氏「日本、韓国に後れをとるだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.12 18:22
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「人口減少問題に手を入れず10年をさらに流してしまえばみじめな現実を迎えるだろう。韓国やシンガポールなどに後れをとって1人当たり所得が世界50位になるだろう」

8日、享年83歳で死亡した日本の経済官僚出身天才作家、堺屋太一氏が最後に構想していた未来小説にはこのような内容が入る予定だったとテレビ朝日が12日、報じた。

『団塊の世代』『平成三十年』などの小説で日本の未来を占うかのように予測してきた堺屋氏が遺言のように残した最後の予言であるわけだ。テレビ朝日は「彼の予言が現実化しないように早急に手を入れて対策を立てなければならない」と伝えた。

 
堺屋氏はどのような人物で、彼の予測がどれくらい正確で日本社会がこのように敏感に受け止めているのだろうか。

日本のメディアが表現する堺屋氏は「天才の典型」だ。大阪出身である彼は東京大経済学部を卒業した後、1960年通商産業省(現・経済産業省)に入省した。28歳だった1970年大阪万博の企画を担い「未来社会」をテーマにして博覧会を大成功に導いた。75年に作家に変身してから翌年出版した小説『団塊の世代』がベストセラーになった。弟一次ベビーブーム世代である1947年~1949年生まれの人々が日本社会に及ぼす影響を予測した内容だ。「団塊のようによく一つになる」という意味から由来した「団塊の世代」という言葉はその後日本社会で一般名詞になった。

彼の奇抜な予測力がとりわけ際立った小説は97年に連載した『平成三十年』だ。平成は89年から日本の年号で、彼が小説を連載した97年は平成9年だった。小説は21年後である平成30年(2018年)まで日本の変化を主に予測する内容だ。

小説の中で彼は少子化問題について「平成28年(2016年)、日本政府の切迫した願いとは異なり、出生者数は初めて100万人割れとなった」と書いた。また、生涯一度も結婚したことのない人の割合である「生涯未婚率」について「男性の場合、その割合が23.3%に到達した」と書いた。彼の予言通り2016年日本の出生者数は98万人となった。統計が始めた後、初めて100万人割れとなった。現在、日本男性の生涯未婚率は23.4%、堺屋氏の予測とほぼ一致する。

小説で堺屋氏は「テレビを見てデジタル家電製品を操作することができ、電子手帳機能を兼ね備えた薄い携帯電話を持っている」「インターネットのコンビニで2万種類以上の物を注文した。3時間内に配達してもらうことができる」と書いた。スマートフォンとインターネットショッピングの時代を正確に予測したものだ。

多臓器不全で亡くなる直前まで彼は新しい小説執筆に没頭したという。彼と次期作を共に相談した出版社編集者によると、堺屋氏は少子化問題を中心に新しい予測小説を書きたかった。堺屋氏は特に「人口が減り続ける中で日本政府が手を施せない状態が10年程度続ければ、現在20位圏台序盤である日本の1人当たり国民所得の順位が韓国(現在30位圏)とシンガポールなどに追い越された50位に押されるろう」と予測したということだ。

この「天才作家、堺屋氏の最後の予言」に日本社会が大きく反応している。堺屋氏の予測力の秘訣についてテレビ朝日は「正統官僚出身である彼は、小渕内閣だった1998年7月から2000年12月まで経済企画庁長官を務めるほどの実力者で、人口・物価・為替・自動車に関する統計データーをいつも手にしていた」と伝えた。「お手洗いに統計資料を持ち込めば、30分以上出てこないほどだった」という周りの話も紹介した。堺屋氏も周辺に「人口の動態を熱心に見ると全てのことが目に見える」と話してきたという。

統計に対する深い関心に、さまざまなジャンルの小説作品を書いてきた作家的想像力が加わったのが神通力のある予言の秘訣だったと日本のメディアは分析している。

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    2019.02.12 18:22
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    堺屋太一元経済企画庁長官兼作家(写真=中央フォト)
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