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「バス・地下鉄に乗れば地獄」…平壌に再び自転車行列(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.05 17:08
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春の気配がはっきりと感じられる平壌(ピョンヤン)に「自転車の風」が吹いている。通勤に自転車を利用したり運搬手段として使ったりするケースがますます増えたというのが対北朝鮮消息筋の伝言だ。こうした雰囲気は、国連安保理の対北朝鮮制裁決議2270号の発表と無関係ではないという分析だ。対北朝鮮制裁の発表(3月3日)から1カ月が過ぎて「燃油(北朝鮮ではガソリンや軽油を意味)」が必要な乗用車・バスよりも自転車が脚光を浴びているという話だ。北朝鮮官営メディアは最近、1990年代後半に大量の餓死者が発生した時の困難を遠回しに表現した「第2の苦難の行軍」に備えようと言いながら住民たちに対北朝鮮制裁に備えることを強調している。

自転車の利用が増えながら平壌には自転車専用道路ができた。またレンタルや保管をしてくれる施設まで出てきた。北朝鮮のウェブサイト「朝鮮の今日」は先月31日「平壌市人民委員会が自転車の賃貸・保管所を示範的に設けるための事業を進めている」と報道した。これによれば平壌市は自転車の賃貸・保管所をバス停留所に近くて人々の往来が多い所に設ける予定だ。このメディアは「平壌の交通問題を解決するために」として自転車の賃貸・保管所の設置理由を説明した。大衆交通が劣悪な平壌では通勤戦争が広がっているという。平壌の普通江(ポトンガン)鉄製日用品工場に通っていた脱北者のイ・グァンチョル氏は「通勤時間にバス・地下鉄に乗れば地獄のようだった。足の踏み場の余裕もない」と話した。

 
北朝鮮の住民たちは自転車を利用して通勤して遠くにある市場に農作物を載せて行って売っては物を買ってくる。自転車が北朝鮮に大衆化したのは1990年代中盤に咸鏡北道清津(ハムギョンブクド・チョンジン)・江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)などに日本製の中古製品が入ってきてからだ。当時、日本を行き来していた北朝鮮貿易業者らがこれを安値で購入して北朝鮮市場に持ち込んで売っていた。価格は北朝鮮住民の1カ月の生活費に匹敵するほどだった。

日本は中国・米国に続き3番目に自転車に多く乗る国だが、それだけに放置自転車も多かった。日本全体として見れば600万~700万台程度が放置されていると言われるほどだった。このうちの一部は屑鉄として売れ、一部が北朝鮮に入ってきたのだ。日本製中古自転車が北朝鮮に入ってきながら平壌はもちろん地方都市に自転車専用の店舗ができた。平壌出身の脱北者チェ・ナヨン氏は「寺洞(サドン)区域の『ソンシン市場』に日本製の中古自転車販売市場が蛇の尻尾のごとく長い列をつくるほど多かった」として「日本製中古自転車は財産1号であり盗難リスト1号だった」と話した。


「バス・地下鉄に乗れば地獄」…平壌に再び自転車行列(2)

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