北に待ちぼうけを食らわされた日本情報官、モンゴルで金聖恵氏と会談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.15 09:00
日本と北朝鮮が先月、第三国で情報当局、すなわちSPYラインの稼働を試みたが、北朝鮮担当者が現れず失敗に終わったことが14日、確認された。東京の外交消息筋によると、日本情報当局トップ格の北村滋内閣情報官が、先月初めに北朝鮮の金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線部室長と接触するためにモンゴルの首都ウランバートルに移動した。だが、金室長が現れず接触は不発となった。
この消息筋は「(金室長側が)会わないという通知が日本側に(伝達)されなかったようだ」と話した。当時、日本メディアは日朝高官がモンゴルで極秘接触をして両国首脳会談について協議したと報道した。今年7月のベトナム接触以来3カ月ぶりだ。9月末、安倍晋三首相が「金正恩(キム・ジョンウン)委員長と直接向き合う」とし、日朝首脳会談への意欲を明らかにした直後でもある。