在日米軍「北、核を15基以上保有」…事実上の核保有国認定か論争に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.15 07:18
在日米軍司令部(USFJ)が北朝鮮を核保有宣言国と規定し、核兵器保有量を15基以上だと明らかにした。USFJが昨年末に製作した動画(USFJ Mission video)でだ。
14日に確認された動画によると、USFJは北朝鮮を中国やロシアとともに東アジアの「3つの核保有宣言国(three declared nuclear states)」に分類している。北朝鮮を核保有国と認定したわけではないが、米軍当局が北朝鮮の核兵器保有量を直接言及したという点で、米国が事実上、北朝鮮の核保有を認めたのではないかとの憂慮が出ている。マイク・ポンペオ米国務長官が今月11日、米FOX(フォックス)ニュースとのインタビューで「米国の究極的な目標は米国国民の安全」と言及したことと同じ脈絡でないかということだ。
ポンペオ長官のこのような言及の直後、一部では米国が北朝鮮との交渉で、北朝鮮の非核化ではなく核弾頭運搬手段である大陸間弾道ミサイル(ICBM)の無力化と制裁解除を対等交換をしようとする趣旨なのではないかとして論争が起こっている。