【時論】韓国、信頼蓄積なく社会的な対話の持続は難しい(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.12 09:16
そのために社会的対話は絶えず持続しなければならない。特に、韓国のように社会的信頼度が低いだけでなく、社会的資産である信頼インフラが脆弱な社会で、持続的な社会的対話こそがこれを打開していく有力な方案だからだ。それだけでなく、社会・経済的事案そのものが「一発(one shot)」で解決される性格のものではないため、一つの事案をめぐっても関連する事案に対する議論を含めて社会的対話を絶えず続けていく必要がある。
粘り強い社会的対話を通じて最近妥結した光州型働き口も例外ではない。一般的にもそうだが、実際の内容を詳しく見てみれば、今までよりも今後もっと多くの議論を交わすべき事案であることがすぐに分かる。現在の水準でたとえ実践に移したとしても、その持続可能性が非常に憂慮されるためだ。