正規職になるが…闘争をやめない現代車非正規職
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.16 10:59
現代車グループ非正規職事態が深刻だ。雇用労働部が非正規職問題を解決するとして動き出したが、全国民主労働組合総連盟(民主労総)金属労働組合現代・起亜車非正規職支会(非正規職労働組合)はむしろソウル長橋洞(チャンギョドン)のソウル地方雇用労働庁を占拠した。政府に「事態を解決すべき」と要求しながらだ。しかし7日、占拠を突然中断した。占拠解除の理由には「雇用労働部が仲裁し、14年ぶりに現代車と非正規職労働組合の直接交渉が実現した」という名分を挙げた。しかし雇用労働部は「現代車に直接交渉を指示したとか直接雇用を命令したという主張は事実でない」と反論した。
現代車の非正規職事態は韓国社会で生じている非正規職問題のバロメーターだ。他の事業場とは違い現代車はすでに正規職労働組合と使用者側が合意し、すでに2012年から非正規職を正規職として採用している。複数の自動車業界関係者は、正規職労働組合と非正規職労働組合がまず向き合って葛藤を解消してこそ問題の解決につながると助言している。