「麻薬中間基地」になった韓国…「5キロ流通しても16万人使用分」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.07 15:05
#.昨年11月、釜山(プサン)港に積まれたコンテナから不審な黒いかばんが見つかった。屑鉄の中に隠されていたこのかばんにはビニールで密封された麻薬が大量に入っていた。この日、税関に摘発されたコカインは計64キロ、200万人が投与できる分量だった。エクアドルからメキシコを経由して釜山港に入ったが、もともとは中国に密輸される予定だった。
#.同年8月、ソウル西大門区(ソデムング)のワンルームマンションに警察と国家情報院の関係者が押し入った。麻薬を長期間保管中と疑われるワンルームだ。このワンルームにはヒロポン(メタンフェタミン)112キロ(300万人投与分)が保管されていて、この日90キロが押収された。タイのバンコク港を出発して韓国に入ったヒロポンは当初、日本など海外に渡る予定だったが、一部は韓国にも流通した。