<KTX脱線>乗客の避難が遅れた理由…「乗務員、避難命令の権限ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.13 10:44
江陵線(カンヌンソン)KTX脱線事故当時、KORAIL(韓国鉄道公社)の非常対応マニュアルのために乗客の避難が遅れたという指摘があった。乗務員に避難命令権限がなく、必ず列車チーム長と協議するという規定のためだ。
KORAILによると、8日の事故当時、列車には列車チーム長と乗務員の2人だけが搭乗していた。列車チーム長は1号車、乗務員は3号車に乗っていた状況で、1・2号車の乗客は避難命令を、3号車の乗客は「待機」という内容の異なる案内を受けた。