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防弾少年団、Tシャツ騒ぎにも人気…光復Tシャツの販売急増・東京ドーム満席

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2018.11.14 09:12
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グループ防弾少年団が日本極右の揚げ足取りにも堅固な人気を証明した。東京ドームでの1日目のコンサートは熱いファンたちの声援の中で終わり、韓国内では光復(解放)Tシャツの販売量が急増した。

防弾少年団は13日午後6時、東京ドームで万席を埋めたファンたちと「LOVE YOURSELF」ツアーを楽しんだ。前日から公演会場を訪れるファンの行列が続き、公演当日午前から長蛇の列がつくられた。Tシャツやピケなど人気グッズは公演3~4時間前に売り切れ、物量不足を残念に思うファンが多かった。

 
一方、日本メディアは反日感情をあおる記事を出し続けている。この日、読売新聞は「K-POPチケット詐欺被害」という内容の記事を社会面に掲載し、K-POPを通した嫌韓をそそのかした。前日、スポニチアネックスは「NHKの年末最大音楽ショー『紅白歌合戦』に韓国グループの出演は難しいだろう」としながらTWICE(トゥワイス)と防弾少年団に言及した。また「防弾少年団のメンバーのTシャツ事件もあるなど、NHK番組は国民の受信料で運営され、世論を無視し難い」と報じた。

NHKはRMが2014年、あるファッション雑誌で該当報道機関から提供されて着用した帽子に問題を提起して「米国のユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Center、SWC)が過去ナチスドイツの徽章が装飾された帽子をかぶったことに対して謝罪を要求した」と報じた。当時、雑誌社側が謝罪して写真を削除したが、防弾少年団が世界的スターとして生まれ変わった現時点で再び問題を提起している。

続く日本の揚げ足取りに嫌韓世論も広がっている。10日、東京の繁華街で極右が主催した嫌韓デモが開かれ、防弾少年団が11日羽田空港に入国した時はSNSを中心に右翼の反発が続いた。

これを受け、所属事務所Big Hitエンターテインメントは13日午後、原爆の絵が描かれている光復Tシャツを着たこととナチス徽章の帽子をかぶったことに対して「傷つける意図が一切なく、今後もないだろう」としながら「上記の懸案に対する責任はアーティストの所属事務所として細部的な支援ができなかったBig Hitにあり、当社所属のアーティストは多くの日程と現場の状況などを考慮する時、上記の懸案の責任と関係がない」と強調した。また「日本と韓国の原爆被害者協会の関係者に接触し、現在、提起されている問題に対する説明および傷つき得た方にお詫びをしている」と伝え、米国ユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターに対する謝罪の書簡を発送した。

波紋が広がると、ファンたちも乗り出した。SNSを中心に正しい歴史を知らせるキャンペーンを自ら行い、各国メディアに資料をまとめて配布したりもした。特に、日本のテレビ朝日で問題視した光復Tシャツの注文が増えた。ホームページによると、現在注文しても26日から配送できるほど、ファンたちの間で新しいグッズとして浮上した。大量の注文が押し寄せるわけではないが、世論からも注目される状況が負担になりTシャツメーカー側は用心深く物量を策定したという伝言だ。デザイナーによると、該当Tシャツは、米国の原爆投下以降日本の無条件な降参につながった韓国の光復に関する事件を順次に表現するために作られた。

RMは11日、SNSに尹東柱(ユン・ドンジュ)詩人の丘を背景に撮影した写真を掲載した。韓国観光公社のツイッターは「先週日曜日、防弾少年団のRMが行ってきた尹東柱詩人の丘。公園を散歩しながら別れの準備をしている秋を少しの間だけでも感じてみよう」と広報した。尹東柱詩人は独立活動家であり代表的な日本に抵抗した詩人で、詩『星を数える夜』『序詩』などを残した。

反日の雰囲気が広がる一方、防弾少年団の人気は日増しに高まっている。オリコン週間シングルランキングで海外アーティストで最高点を更新して1位にのぼり、握手会と名古屋・大阪などドーム公演が全席売り切れとなった。

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