韓国のハイガイ、条件厳しい日本に輸出(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.18 15:26
32.9%対61.1%。年初に産業通商資源部が発表した、昨年の韓国中小・中堅企業と輸出上位50大企業の輸出比率だ。
昨年8月、朴槿恵(パク・クネ)大統領は「人は腰が丈夫であってこそ健康であるように、中堅企業が強くなってこそ国の経済もよくなる」と強調した。しかし国内産業で腰となる中小・中堅企業の輸出比率は全体の3分の1にすぎない。しかも輸出規模が50万ドル未満の企業が全体の75%にのぼる。
韓国の中小企業はほとんど大企業との協力関係を基盤とする国内市場がターゲットだ。海外に進出しようとしても、販路の確保から営業網の拡大、物量の増大まで、国ごとに制度や慣行が違い、複雑であるため、輸出の敷居で挫折するケースが多い。こうした困難の中でも「この程度なら越えられる」として、果敢に挑戦した企業もある。主に、従来の事業が壁にぶつかり、頭を悩ませて新しい扉をノックするケースだった。「発想の転換」で新市場を開拓した代表的な中小企業3社を紹介する。