【時視各角】コンゴ民主主義を脅かす韓国人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.15 13:47
青瓦台(チョンワデ、大統領府)・外交部・選挙管理委員会に対外秘で報告された「2017年12月7日、DRコンゴ駐在クォン・ギチャン大使の外交電文」を読むと、主要国の外交官の目に韓国の元長官の金容熙(キム・ヨンヒ氏(61)がどれほどコンゴ民主主義の脅威として映っていたかがよく分かる。金容熙氏はほとんど韓国政府の予算で運営される世界選挙機関協議会(以下、選挙協議会)という非営利国際団体の事務総長だが、電子開票装備を販売するミルシステムズという個人会社の営業社員のように行動したという批判を受けてきた。金容熙氏は明日、国会行政安全委員会の国政監査の証言台に立つ。
2017年12月5日、コンゴの韓国大使官邸に集まった米国・英国・フランス・ドイツ・カナダ・欧州連合(EU)の代表は金容熙選挙協議会総長に「2018年12月23日に予定された大統領選挙はこの国最初の水平的政権移譲の機会になる可能性があるが、電子開票装備の導入が大統領選挙全体を座礁させる可能性がある」(米国参事官)と警告した。
韓国の23倍にのぼる領土に1億人が暮らすコンゴ民主共和国は独裁と腐敗で疲弊している。内戦と難民の国だ。世界最貧国の一つで、90%を超える文盲率、執権勢力が一方的に大統領選挙を2回延期させた鉄拳統治国だ。