李洛淵首相候補が出勤、本格的に聴聞会準備開始
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.14 11:25
首相に指名された李洛淵(イ・ナクヨン)氏が休日の14日から出勤し本格的な人事聴聞会準備に入る予定だ。
国務総理室は13日、「李首相候補があす(14日)午後にソウルの金融監督院研修院に初出勤する」と明らかにした。これに先立ち文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日に李首相候補に対する人事聴聞要請書を国会に提出した。文大統領は要請書で「李候補は国会議員を4期務め、報道官、院内代表、事務総長、国会常任委員長など党と国会の要職を歴任するなど政治経験が豊富だ。全羅南道(チョンラナムド)知事として道政を安定的に導いた経験を持っており、国会と十分に協力して新政権初の内閣を成功裏に率いる適任者だ」と話した。
文大統領が国会に人事聴聞要請書を提出したことを受け、国会は20日以内に聴聞手続きを完了しなければならない。与党である「共に民主党」は黄教安(ファン・ギョアン)首相の辞意後の国政空白を最小化するため最大限早い期間に聴聞会通過を推進するという目標だ。これに対し野党は李候補の息子の兵役免除疑惑などを「多角的に徹底して検証する」という立場だ。