アジアを駆け巡る、時速300キロの韓国産スーパーカー疾走
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.31 10:21
静岡県御殿場市に位置する富士スピードウェイ。朝から激しい雨が降って路面がすべりやすく濃い霧が視野を遮った。しかし、「2015 CJ SUPERRACE Championship」に参加したレーシングカーは時速300キロのスピードで力強く疾走した。
30日に開かれたスーパー6000クラス第6戦の決選で日本人レーサーの影山正美(48、インジェレーシング)が1位に入った。影山は序盤からトップを占めた後、一度もオーバーテイクを許さなかった。2位はドイツ出身ティム・ベルグマイスター(40)、3位は韓国系カナダ人のスティーブン・チョ(40、韓国名チョ・ハンウ、アトラスBX)が占めた。
2006年から始まったスーパーレースは韓国内で唯一、国際自動車連盟(FIA)から「チャンピオンシップ」のタイトル使用について承認を受けたモータースポーツ大会だ。2008年にはアジア唯一のストックカー(stock car)レースであるスーパー6000クラスを公開した。ストックカーはカーレースを目的に量産車を改造して作った1人乗りレーシングカー。量産車とカウル(cowl、外皮)だけが同じで別途フレームやエンジンで製作した車両もストックカーに含まれる。