金正恩委員長、習近平主席に北朝鮮4大拠点の経済協力を要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.06 07:51
5月に中国大連で開かれた2回目の中朝首脳会談で、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が習近平国家主席に大規模な経済協力を要請したと、匿名を求めた対北朝鮮情報筋が5日伝えた。
この情報筋は「シンガポールで開催される米朝首脳会談が成功する場合、中国は北が要求した経済協力に関連して支援を具体化するだろう」と述べた。金委員長の要請の核心は4カ所を拠点にするプロジェクトで、首都の平壌(ピョンヤン)、西海岸南浦港(ナムポハン)、国境地帯の新義州(シンウィジュ)と黄金坪(ファングムピョン)・威化島(ウィファド)、東海岸の清津(チョンジン)港。経済協力方式は中国中央政府の保証を受けた山東省、遼寧省など地方政府が大企業などを動員して北朝鮮内の拠点を開発するという形だ。核・経済並進路線から経済発展路線に転換した金正恩委員長が、東・西・北部の拠点を軸に経済発展を図ろうとしている。