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【噴水台】ビューティフルボーイ

2009.03.02 13:16
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2005年春、ハリウッド脚本家J・マイケル・ストラジンスキーは、ロサンゼルス市庁に通う友達からとんでもない電話をもらう。市役所地下室の昔の資料を焼却していたところ事実とは信じがたい記録を見つけたというのだった。「クリスティン・コリンス事件」に対する市の聴聞会資料だった。1928年3月、シングルマザーであるクリスティンの9歳の息子ウォルターが失踪する。5カ月後、警察は記者たちを呼び、まったく違う子をウォルターだと言って押し付ける。クリスティンが「私の息子ではない、本当の子を捜してほしい」と食らいつくと精神病院に閉じこめてしまう。ようやくそこを抜け出したクリスティンは本当に狂ったように事を始める。市長と警察署長を告発したのだ。ウォルターが殺害されたのかもしれないという話にも彼女は止めない。市民の力を借りて、無能と腐敗の象徴だったロサンゼルス警察を根こそぎ覆す。ストラジンスキーは「この労働者階級の女性の偉大な闘いを称えよう」とシナリオを書いた。映画「チェンジリング」だ。

 
キム・ジョンギさん(62)が息子テヒョンを失ったのは1995年6月だった。16歳の息子は5階のマンションから飛びおりて生涯を閉じた。暴行、脅迫、強奪が頻繁だった集団いじめによるものだった。学校は真実に背を向けた。他の被害者の親たちは事実を隠すことで忙しかった。彼は悟った。「私もテヒョンが死ななかったらああだっただろう。卒業さえすれば終わりだと黙っているだろう」学校暴力という言葉さえあまり使われなかった時であった。彼女は被害者家族として初めてこれを公論化した。仕事(シンウォングループ企画調整室長)をやめて青少年暴力予防財団を設立した。以後、財団は我が国の学校暴力問題解決の求心となった。

先週、イギリスは大きな悲しみに沈んだ。稀少難病を患ってきたデービッド・キャメロン保守党首の息子アイヴァン君(6)が死亡したのだ。アイヴァン君はウォルターとテヒョンのように親の人生を根こそぎ変えた。「イギリスの1%」特権層であるキャメロン夫妻は真夜中、子供をおぶって駆け付けた緊急治療室でさまざまな人に会った。庶民の人生に目覚め、保守の関係者らが嫌がる国民医療サービス(NHS)の力強い支持者となった。ウィリアム・ヘイグ保守党議員の言葉通り、アイヴァン君はキャメロンと英国民すべての永遠の「ビューティフルボーイ」となった。

3人の親にとって最初、重要だったのはどこまでも「自分の子」だった。それから悟ったのだろう。自分の子供の人生が隣りの子供の人生と繋がっていることを。いくら力んでも自分の子だけ入試地獄から、有害食品から、暴力があふれる世の中から保護する道はない。これを悟った瞬間、世の中すべてのビューティフルボーイの幸せは少しずつ育っていくのだろう。

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