野球と政治の衝突…「名古屋の太陽」宣銅烈氏が国政監査の証人に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.12 16:27
国会本館506号室に10日、最も多くのカメラが集まった。この日、宣銅烈(ソン・ドンヨル)野球韓国代表監督が国政監査の証人として登場した。
カメラの前の宣監督は不満げな表情だった。選手時代に「無等山(ムドゥンサン)爆撃機」(ヘッテ・タイガーズ時代)、「名古屋の太陽」(中日ドラゴンス時代)、「国宝級投手」と呼ばれた野球界のレジェンドに威容とカリスマは見えなかった。マウンドでは視線を一身に浴びた彼だったが、この日は7人の証人の間に挟まれて座り、議員に命じられた通りに起立して前に出たり、戻って着席したりした。
宣銅烈監督を国政監査の証人に採択したのは3人だ。まず、金秀ミン(キム・スミン)正しい未来党議員が動いた。国会最年少の32歳の女性、青年比例代表議員だ。数日後、孫恵園(ソン・ヘウォン)民主党議員、趙慶泰(チョ・ギョンテ)自由韓国党議員までが手をあげ、3人が宣監督を証人として申請した。8月のジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会を控えての呉智煥(オ・ジファン)選手(LGツインズ)選抜問題のためだった。