「5G」車、運転手の危急時は遠隔管理=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.11 14:59
韓国の移動体通信事業者が10日、第5世代(G)移動通信を利用した自動運転技術を次々と公開した。
SKテレコムとKTはこの日、京畿道華城(ファソン)自動運転実験都市(K-シティ)竣工式で各社の自動運転関連技術を公開した。総面積36万平方メートル(約11万坪)のK-シティは、都心の商店や交差点、自動車専用道路など実際の道路と似た環境で造成され、自動運転テストに最適化された場所だ。
SKテレコムはこの日、5G通信を利用した自動車共有(カーシェアリング)用自動運転技術を公開した。K-シティ竣工式に出席した李洛淵(イ・ナギョン)国務首相がスマートフォンに出発地と目的地を入力して車を呼び出すと、5G自動運転車は行事場所に移動した。5G通信モジュールを通じて管制センター、信号灯などと交通情報を交わしながら約500メートル走行した。SKテレコム関係者は「駐車場まで行く必要なく、いつでも車を呼び出すことができるのが便利」と説明した。