韓国検察、「チョ・グク法務部長官候補疑惑」で家宅捜索(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.28 09:23
「検察の介入」によって来月2日・3日の二日間の聴聞会で勝負しようと思っていた与党の構想は崩れた。一部からは昨年政界を騒がせた金起式(キム・ギシク)元金融監督院長のときと「デカルコマニー」だという言葉も出ている。
昨年3月、文大統領は参与連帯出身の金起式氏を金融監督院長に任命した。聴聞会が必要ない職責だが、就任直後から5000万ウォン(約437万円)のセルフ後援、被監機関の外遊出張論争が大きくなった。この時、青瓦台は「中央選挙管理委員会が違法だと判断を下せば辞退させる」という一種の勝負に出た。当時の事情をよく知る与党関係者は「当時、青瓦台は内心『問題ない』という結論を予想したが、人的構成が友好的でない選管委が『セルフ後援は違法』という予想外の判断を下した」と伝えた。