韓経:韓国造船業に陽光?…中小造船会社は「酷寒期」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.12 10:24
韓国の中型造船会社のうち7-9月期に船舶受注に成功したのは8隻を受注した全羅南道海南の大韓造船1社だけだ。同じ期間に船舶を建造して発注元に引き渡した中型造船会社も大韓造船(3隻)と釜山の大鮮造船(1隻)の2社にとどまった。今年韓国の造船業は7年ぶりに中国を抜いて年間受注量で世界1位を取り戻す見通しだが、現代重工業と大宇造船海洋、サムスン重工業の造船ビッグスリーを除いた中型造船会社は受注不振の中で生き残りを心配しなければならない境遇だ。
◇後退する中型造船会社
輸出入銀行海外経済研究所が11日に明らかにしたところによると、今年に入り7-9月期まで韓国の中型造船会社10社(韓進、STX、城東、大韓、SPP、大鮮、韓国ヤナセ、ヨンス、マステック、サムガンS&C)の受注業績は43万6000CGT(標準貨物船換算トン数)で前年同期比26.2%減った。受注額も前年より38.1%減少した7億5000万ドルにとどまった。