個人向け融資の連帯保証制度が早ければ今年前半に廃止される。銀行連合会が6日伝えたところによると、連合会と主要都市銀行は7日から共同作業班を設け、連帯保証制度廃止の案について話しあう。
銀行連合会関係者は「すでに担当者会議を通じ廃止の方針を固めた。実行策の詳細を作り、早ければ上半期に廃止する計画」と述べた。連帯保証制度は、銀行が個人向け融資を行なう際、後ほど返済できない場合に備えて、一定の条件をみたす保証人を立てるようにした制度。大半の場合、知り合いや職場の同僚が保証人になることが多く、連帯保証による破たんの連鎖が懸念されていた。