李健熙(イ・コンヒ、66)三星(サムスン)グループ会長が4日、趙俊雄(チョ・ジュンウン)特別検事チームに召喚され、取調べを受けた。李会長の召喚は、95年の全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)不正資金事件以来13年ぶり。
三星特検チームは李会長に対し「エバーランド転換社債(CB)低価格発行」など4件の経営権継承疑惑に関する告訴・告発事件、不正資金管理疑惑、政官界ロビー活動疑惑について取り調べた。李会長はほとんどの疑惑について「事実でない」と述べたという。
李会長はこの日午後2時、イ・ワンス弁護士とともにソウル漢南洞(ハンナムドン)の特検事務室へ向かった。現場には約200人の国内外の記者が詰めかけ、李会長の出頭場面を取材した。