「90年前にもコピー商品が存在していた」 ‘近現代デザイン博物館’オープン…②
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植民地時代に女性モデルを起用して作った広告ポスター。 舞踊家チェ・スンヒ氏が胃腸薬の広告モデルで登場している(上)。どっちが本物? 左側が20世紀初めに出てきた韓国最初の化粧品「朴家粉」、右側が模造品の「村家粉」。 ともに朴岩鍾(パク・アムジョン)教授の収集品(下)。 |
朴岩鍾教授が収集に没頭しているのには理由がある。 これまであまり扱われてこなかった韓国デザイン史を確立したいという意欲だ。
「韓国デザインの歴史は不毛地のようなもの。 大学でもデザインの歴史は西洋のものに集中して教育している。 韓国のデザイン史で博士学位論文を書いたが、深く踏み込むほど、われわれのものが確実にあったということを知る」