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エイズ感染者の増加率、昨年初めて減少

2008.01.29 18:59
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後天性免疫不全症候群(AIDS)に感染した人の増加率が昨年初めて減少した。

疾病管理本部は29日、「昨年新たに見つかった国内エイズウイルス(HIV)感染者は744人」と発表した。これは06年(750人)比6人(0.8%)減。

 
HIV感染者の増加率が減少したのは今回が初めて。新たに見つかったHIV感染者数は01年327人、02年398人、03年534人、04年610人、05年680人、06年750人と、毎年増加していた。

疾病管理本部エイズ・結核管理チームのナム・ジョング研究官は「国民がエイズを警戒して予防したほか、科学技術の発展でエイズ感染者が減少したようだ」と述べた。

特定の相手でない人と性行為をする際のコンドーム使用率は03年の10.8%から07年には33.7%に増えた。

また、新しいHIV感染検査技法が導入され、04年以降、輸血でHIVに感染した事例は一件もない。

疾病管理本部が、昨年発見されたHIV感染者744人のうち494人の感染経路を調べた結果、すべて性行為による感染であることが分かった。

昨年までのHIV累積感染者は5323人(男性4861人、女性462人)で、うち980人が死亡、4343人が生存している。



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