昨年、仁川(インチョン)-中国の国際旅客船の乗客数が5年ぶりに減少に転じた。 昨年から韓中航空路線が本格的な運賃引き下げ競争を繰り広げ、乗客が航空便に移動しているからだ。
1990年に仁川-威海間に初めてカーフェリー航路が開設されて以来、仁川からは大連・丹東・煙台・青島・天津など中国10港へのカーフェリー航路が開かれてきた。 仁川港湾公社によると、昨年1年間に仁川-中国10航路のカーフェリー乗客は76万6000人と、前年(88万2000人)比13%減少した。 韓中カーフェリー航路は通貨危機の2-3年間を除いて成長を続けており、特にこの4年間は乗客数が毎年20-30%ずつ増えていた。