忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)沖で原油流出事故のため発生した油のカスである‘タールボール’が、全羅南道霊光(チョルラナムド・ヨングァン)に続き、務安(ムアン)、新安(シンアン)沖まで流れてきているのが確認された。
務安郡は31日、公務員と住民約800人を動員し、海際面松石里(ヘジェミョン・ソンソクリ)から大士里(テサリ)海岸までの15キロメートルにわたりタールボール約20トンを回収した。
務安郡関係者は「強い潮流に流されてきたタールボールが海岸に押し寄せ、午前9時から午後3時まで汲み取り作業を行ったが取り切れなかった」と話した。