李明博(イ・ミョンバク)候補が大統領選で大勝した。 2位の鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補より530万票も多かった。 こうした結果はもちろん、2期にわたる左派政権の失政のためだ。 特に盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の実情は決定的で、多くの市民が必ず政権を代えなければならないと考えた。
こうした流れの中で与党には適当な戦略がなく、結局‘ネガティブキャンペーン’に専念した。 ネガティブキャンペーンは相手の人気を落とすには効果があるが、自分の支持を増やすには限界がある。 特に多数の市民が‘政権を代えることが何よりも重要だ’と感じている中で、‘政権が代わらなくてもよい’という論理を政策で具現できなかったのは致命的だった。 これに伴って敗北の衝撃も増幅させた。 明確で一貫した政策は敗北の衝撃を吸収し、次の選挙に動力を提供する。