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【噴水台】選択的知覚

2007.12.09 11:41
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心理学者らは人間の合理性を信じなかった。「選択的知覚(selective Perception)」がその中の一つだ。外部の情報を客観的に受け入れる代わりに、以前の認知システム(認知体系=考え方・視覚的イメージ・記憶)と一致したり、自分に有利なことだけを選択的に受け入れるということだ。

 
似たような概念に「カクテル・パーティー効果(Cocktail Party Effect)」がある。音が識別できない雑踏のパーティーでも自分の名前を呼ぶ声はよく聞こえる。人は騒音の中でも、自分に意味のある情報は選択的に受け入れる。

選択的知覚は、選択的露出→注意→理解の過程を経る。認知心理学の用語だが、広告・マーケティングの重要な概念になった。お金をたくさんかけた広告でも、消費者の選択的知覚を引き出すことができなければ、効果がないからだ。消費者が1日に1500個の広告を見るとしたら、およそ70個を知覚し、約10個を記憶する、という研究が発表されたほどだ。

選択的知覚は、日常の生活でもたくさん経験する。劣等感の多い人は、他人の無関心な行動も自身を無視したものと曲解する。われわれの記憶は誤解だらけだ。妄想症候群の患者は、完ぺきに「選択的知覚」をする。選択的知覚の結果を自ら精巧に論理化し、周辺がいくら真実を語っても聞かない。

「認知的不協和(Cognitive Dissonance)」というものもある。自分の態度と行動の間に「不一致」ができれば、その不便さを解消するため、二つを一致させようとする、とのこと。態度に行動を合わせるより、行動に合うよう態度を変える。これもまた有利な情報だけを選ぶ選択的知覚に似たような心理機制(仕組み)である。

野党ハンナラ党・公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)氏が投資運用会社・BBK株価操作事件にかかわったとされる疑惑が、検察の捜査結果、容疑なしと判明した。これを受け入れる各陣営、有権者の反応が興味深い。元々支持者は「関与疑惑」自体が政治工作だったとし、反対者は新しい政治工作説を提起する。

BBKが、今回の大統領選政局の決め手であるのは確かだが、それが働く方式はそれほど合理的とは思えない。検察の捜査結果や事実自体よりは、本来の自身の政治的立場に一致する方向に、現実をわい曲し、受け入れようとしているのだ。はなはだしきは、明白な犯罪内容まで否認するBBK元代表・金敬俊(キム・ギョンジュン)容疑者の主張を、無条件的に支えているような場合もある。

もちろん、正反対の捜査結果が出たとしても、見たいことだけ見ようとする人々の態度には変わりがなかっただろう。代議制民主主義のために考案された最も合理的装置が選挙なのだが、その過程で、われわれはあまりにも多くの非合理の顔を見ている。

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