<パク・ミョンギ記者のeスポット>任天堂、どうやってトップの座に就いたか
任天堂は元々花札を作った会社だった。そして日本で最初にトランプを作った会社だ。トランプと花札を日本国内向けに販売したこの小さな会社は1980年代、家庭用ビデオゲーム機ファミコンを通じて短期間で世界的知名度を持ったグローバル企業に変身する。
ファミコンは1個のゲーム機に1個のソフトウェアしか使用不可能だった既存商品と違い、ソフトウェアを入れ替えることでまた違うゲームを楽しむことができる流通革命を実現させた。ゲーム機を短期間に商品寿命が終わる玩具から1つのプラットホームに様変わりさせたのだ。
以後、任天堂は89年、ポータブル液晶ゲーム機であるゲームボーイを発表したのに続き、2004年、ダブル・タッチスクリーンのポータブルゲーム機である任天堂DS(以下 NDS)を発表した。2006年にはNDSを薄くて軽くした後続機種である任天堂DSLite(NDSL)と次世代ゲーム機Wiiを発表した。NDSLはすでに全世界どこに行っても足りなくて売るに売れないほどだ。これに負って任天堂は最近日本来示が総額順位 10位に上がった。