日本はキャラクターの強国だ。市場の規模が2兆円を上回る。キャラクター産業は、日本が、米国に続き大衆文化強国の第2位に上がるようにした力でもある。全世界の児童がポケモン、ドラえもん、セーラームーンのような日本のキャラクターと共に育つ。
「ハローキティ」は日本のキャラクター産業の第1世代だ。日本で最もお金をたくさん稼いだキャラクターであり、世界的にもベスト5に入る。サンリオがキティで稼ぐ収入が年間5億ドル(約600億円)だ。ライセンスを獲得したおよそ40カ国の企業の売り上げまで含ませると毎年数十億ドルを稼ぐ。関連商品が約2万種類で、日本に2つのテーマパークがある。