昨年末、ロシアに留学中の韓国人5人が車でフィンランドに入国しようとしたが、検問所で1時間以上も調査を受けた。留学生らは「京釜(キョンブ)線の始発訳と終着駅は?」「韓国の首都は?」など韓国人確認用クイズ10問余を答えた後、ようやく入国できた。
同じ時期、英国留学中だったKさんはスイス・バーゼル空港で、職員からおかしなハングルの文章を英語に訳すよう求められた。Kさんは「韓国語がおかしい」と主張したが、職員は文章の解釈を要求し続け、30分以上も言い争いになった。
ヨーロッパ国家で韓国人の入国審査が厳しくなっている。韓国人はヨーロッパのほとんどの国をビザなく出入りできる。このため不法入国を狙った第3国人が偽造韓国旅券を所持する犯罪が増え、韓国国民が被害を受けている。