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▲中国山東省蓬莱市で発掘された高麗(コリョ)末の船「ボンレ3号」の姿。 残っている船体の長さは17.2メートルで、これまで発見さた高麗船の中では最も大きい。 下は同時に発見された中国船。 高麗船の底の方が平らに見える。 <国立海洋遺物展示館提供> |
高麗末期に韓国・中国間で活発な国際交易が行われていたことを表す高麗時代の大型船2隻が初めて公開された。 文化財庁国立海洋遺物展示館は28日、「高麗末の14世紀半ばまたは後半、中国山東半島の最北端にある蓬莱市の海岸で沈没した高麗船2隻が中国文化財当局によって昨年発掘されたが、最近、韓国の学者らに公開された」とし、「韓国研究陣が22-24日に蓬莱市で開かれた国際䒑舶学術討論会でこうした事実を確認した」と発表した。 その間、韓国でも高麗時代の船4隻が発掘されているが、当代東アジアの国際貿易を見せる高麗時代の船が発見されたのは今回が初めて。